2018年06月18日|委員会|
6月議会*文教 学びたい若者を励ます奨学金制度へ転換を
6月18日、文教委員会の議案外質問で、もりや千津子市議は市の奨学金貸付制度について質問しました。
もりや 子どもや若者の貧困が社会問題となっているが、本市の奨学金や入学準備金貸付への申し込みは減少傾向。貸付へのハードルの高さが申請を阻害しているのでは。貸付要件の例として、市の奨学金返済を滞納している家族がいれば申請できない、連帯保証人は年齢や所得要件など厳しい条件ががある。埼玉県や川口市では、そもそも連帯保証人は不要。
教育委員会 市の奨学金制度は利用者からの返済を原資として、次の世代に貸し付けている相互扶助の制度。
もりや市議は、いま高等教育の無償化や、不十分ではあっても国の給付制奨学金も進められているなかで、本市は依然として奨学金制度を「相互扶助の制度」と言い続けていることは問題だと指摘。教育への投資は未来への投資であり、本市でも奨学金制度を相互扶助ではなく教育扶助の制度へ転換していくべきだと要望しました。
もりや市議はほかに、教育委員会議を市民にひらかれた会議にするよう求めました。