政策と活動

視察

見沼区 小学校建設を急いで 現地説明会ひらかれる

現地説明会に参加する、とばめぐみ市議(左から5人目)

 5 月22 日、「大和田1 丁目に小学校建設を早期に求める会」と住民のみなさんが大和田1 丁目の小学校建設予定地を視察し、区画整理組合等の職員から説明を受けました。この視察には、とばめぐみ市議が参加しました。

 

 現在、隣接する調整池の工事が「2020 年度末に完成予定」と順調に進んでおり、同時に学校予定地の外周道路も、「今年度から着工し、上下水道などライフラインの整備、道路整備を進め、2022 年度完成を予定している」と説明がありました。

 

 参加した住民からは「子どもの遊ぶ場所がない。公園予定地を開放して」などの要望も出されました。5 月30 日には、学校建設について市教育委員会から建設計画を聞く、同会主催の説明会を予定しています。

羽田新ルート 国交省説明会 住民の不安解消されず

騒音シミレーションを体験する、もりや千津子市議

 1 月27、28 日の両日、南区役所(サウスピア)で国土交通省による「羽田新ルート」の展示型説明会が開かれました。参加したもりや千津子市議のレポートを紹介します。

 

 2020 年を目途に計画されている「羽田新ルート」では、さいたま市内でも騒音、部品の落下、墜落などさまざまな事態が危惧されます。住民からの「なぜ住宅密集地の上を飛ぶのか。やめてほしい」との声が次々とあがることから「ていねいに説明する」として、南区では5回目の説明会が開催されました。

 

 私も騒音のシミュレーションを体験しましたが、高度1000 メートルでの大型機なのに、ヘッドフォンからはほとんど音が聞こえません。実際の現場の状況が本当にこのようなものでしょうか。懸念は解消されません。住民の「教室型説明会を開催し、疑問や情報を共有したい」「テスト飛行をしてほしい」などの声はさらに強くなっています。

 

 当日の会場前では南区の住民団体のみなさんが、情報を提供するチラシの配布をおこなっていました。市は住民の不安を国交省に伝え、教室型説明会の開催などを要望するべきです。

市立美園南中の工事現場を調査

美園南中の昇降口

 さいたま市立美園南中学校(緑区)は、来年4 月の開校に向けて校舎や体育館の建設が進められています。しかし、校舎の建築を請け負った共同企業体(3 社で構成)の代表企業エム・テックが10 月に倒産、工事が進んでいない状態です。11 月20 日、工事の進捗状況を確認するため、各会派の代表が現地調査をおこないました。党市議団から神田よしゆき、大木学の両市議が参加しました。

 

 校舎の躯体は、3 階の約3 分の1 と通路部分を覆う大屋根は着手されていません。工事は継続されますが、開校が4 月に間に合わなくなりました。

 

 さいたま市の教育委員会は、校舎建設の遅れのため、周辺の学校の校舎を借りて授業をスタートさせることを計画しています。工期は7 月までのび、新校舎の開校は2 学期からになる見通しです。通学や部活動の実施などさまざまな検討課題があります。子ども・保護者へのていねいな説明や、教育活動にできるだけ影響が出ないよう、美園南中の教員・生徒への支援等が市教育委員会に求められています。

 

 残りの工事は、共同企業体の2 社がおこなうことで合意しましたが、請け負った企業、それも代表企業が倒産するのははじめてのケースです。追加などの工事はすべて市が負うのか、どこまで事業者の責任を問うことができるのかは、今後の議会の焦点の1 つです。

大久保東小学校 特別支援学級前のトイレがきれいになりました

改修前の和式トイレ(上)と改修後の洋式トイレ(下)

【久保みき市議が行く!】

「このトイレではうちの子は学校に通うのを嫌がるようになる。なんとかきれいにならないものでしょうか」。2 年前、翌年に特別支援学級に通う予定だという自閉症のお子さんの保護者の方から相談を受けました。すぐに学校を訪問し現状確認すると、臭く汚い和式のトイレでした。

 市に改修を求めると、大久保東小学校は1棟の改修が終了したが、2棟目は10年以上先になる見込みとのことで愕然としました。その後も市への要望を重ね、今年の夏にトイレの洋式化が実現し、あわせてシャワーもつきました。今後も学校のトイレの洋式化と改修を求めていきます。

本番さながら防災訓練実施

事故車からの救出訓練

 8 月25 日、さいたま市立第二東中学校グラウンドにて、さいたま市地域防災計画および九都県市防災訓練大綱に基づく2018 年度の総合防災訓練がおこなわれました。党市議団から、とりうみ敏行、久保みきの両市議が参加しました。

 

 当日は、M7.3、最大震度6 強の直下型地震がさいたま市において発生したとの想定でした。会場には、救出救護エリアをはじめ、体験訓練エリア、炊き出し訓練エリアなど数カ所に訓練施設が設置され、各自治会、消防団など市内各地からの参加者が本番さながらの訓練をおこなっていました。

 

 参加したとりうみ市議は「災害はいつ発生するかわからない。日頃からの訓練が大切だ」と述べました。

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