政策と活動

視察

公共工事の建設労働者を守って 与野本町小工事を視察

懇談に同席するとりうみ市議(中央)

 さいたま市公共施設マネジメント計画のモデルケースとして、与野本町小学校(中央区)の北校舎および給食室の改築とあわせて他の公共施設(子育て支援センターなど)との複合施設の整備が進んでいます。

 

 7 月31 日、埼玉土建さいたま南支部ととりうみ敏行市議が現場視察とともに建設労働者の労働条件などについて現場責任者と懇談しました。

 

 懇談は、同支部の「建設現場の実態調査票」に基づいて進められ、

①新設計労務単価について、

②下請け業者の社会保険加入状況について、

③建設業退職金共済(建退共)制度における証紙の貼付状況など

について聞き取りがおこなわれました。また、同支部は猛暑の中での熱中症対策について、適時の休憩を挟むなど労働者への特別な対策を講じるよう求めました。

 

※建設業退職金共済制度:建設業で働く人たちのために国によって設立された退職金制度。事業主が共済手帳に証紙を貼付することをもって掛け金を積み立てていきます。

久保みきが行く! 殺処分ゼロへ そしてその先へ

神奈川動物愛護センターを視察

 

 7 月25 日、久保みき市議が神奈川動物愛護センターを視察しました。久保市議のレポートです。

 

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 「殺処分ゼロ」を達成した神奈川の先進的なとりくみを視察し、政策にいかす目的で、神奈川動物愛護センターを視察しました。

 

 以前のセンターが老朽化し、建て替えを機に、動物の命を救うだけでなく動物たちが責任ある飼い主と互いによきパートナーとして生涯を幸せにくらせるための、人と動物の橋渡しができるセンターとなりました。

 

 

 1 階はボランティアの部屋と、手術室など動物の健康ケアのためのフロア、2 階は動物たちと新しい飼い主さんの出会いのフロアとなっており、ふれあい譲渡ルームや散歩のためのスロープがあり、ベランダからも動物たちの様子が見られます(写真)。もちろん、殺処分のための部屋はなく、飼い主が決まった犬や猫たちの写真が飾ってあることが印象的でした。殺処分ゼロへ、そしてその先へ進む神奈川のとりくみを視察し、今後の議会質問にいかしていきます。

久保みきが行く! 仙台市・定禅寺通りのケヤキ並木を視察

仙台市を視察する久保みき市議

 7 月22 日、久保みき市議が仙台市の定禅寺通りのケヤキ並木を視察しました。以下、久保市議のレポートです。

 

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 さいたま市の埼大通りのケヤキ並木が年々弱ってきています。弱った木は伐採され、さいたま市の管理している北浦和駅前から羽根倉橋までのケヤキ本数は、当初570 本だったのが、いまでは486 本になってしまいました。

 

 このままでは、日本一を誇るケヤキ並木もなくなってしまうのではないかという問題意識から、ケヤキの維持管理について先進的なとりくみをしている仙台市のケヤキ並木を視察し、話をうかがってきました。

 

 仙台市では、ケヤキ並木保全計画に基づき、ケヤキの樹高は15 〜20m と定め、4 〜5 年サイクルで全体剪定をおこなっています。毎年の樹木点検では、支障枝や枯れ枝の剪定をおこなっています。

 

 ケヤキの根はケヤキの大きさ・枝の張り具合と比例するとのことなので、埼大通りのケヤキも大きさを定め、ていねいに管理することで元気に生きていけることを学びました。今後、議会でも取り上げていきます。

浦和区 仲町小の校舎増築が完了

仲町小の増築された教室

 建設を発注していた企業が倒産し、当初2月中旬に完成予定だった市立仲町小学校(浦和区)の校舎増築工事が5 月末に完了しました。6 月4 日におこなわれた内覧会に、とりうみ敏行市議が参加しました。

 

 仲町小学校は、現在学級数が35 クラス、1176 人の児童が通う過大規模校(※)です。今回の校舎増築で、3 階建て、9 教室、1 階から3 階には調理室や配膳室が配置されます。当面は4 年生を中心に利用され、空いた教室は理科室や第2 音楽室、児童たちの代表会議室などとして使われます。トイレはすべて洋式で、「みんなのトイレ」も完備しました。同小の教頭先生は、「毎年70 人近い子どもが増えている。今回の増築でいくらか余裕ができるが、数年でいっぱいになるのでは」と話しました。

 

 とりうみ市議は、「市内にはいくつもの過大規模校が取り残されている。引き続き、解消に向けた抜本的な対策を市に求めていきたい」と話しました。

 

 

 

(上写真:増築された調理室)

※過大規模校…学級数が31 学級以上。適正規模校は学級数12 ~ 18 学級、大規模校は学級数19 ~30 学級。

現場を歩く 金子あきよレポート 障害者入所施設を見学

右から金子あきよ、久保みきの両市議

 5 月25 日、私と久保みき市議で川口市の入所支援型障害者施設「はれ」とグループホーム「オレンヂホーム」の見学に行きました。施設長から建設の理念、制度的な基盤などのお話をうかがいました。今年4月に開設した「はれ」は40 人の定員で、居室はすべて個室、6つのユニットに分けられ少人数での生活が送れるようになっています。仲間の作品が室名プレートとして使われ、明るくて温かい印象の建物でした。また、日中活動や地域生活の維持に配慮を感じました。

 

 「はれ」は建設に際して、国・川口市から補助金を受けていますが、運営のための大きな課題は職員の確保で、人件費に対する大幅な支援が必要とのお話でした。同時期にさいたま市西区に入所施設が開設しましたが、さいたま市の入所待機者はのべ300人以上(2019 年2 月1 日現在)います。「暮らしの場」はまだまだ不足しており、議会でもとりあげていきたいと思いました。

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