2019年06月17日|委員会|
6月議会*総合政策委員会*税務職員を手厚くしてきめ細やかな体制を
神田よしゆき市議は、来年の開設に向けて準備が進められている市税事務所の体制について質問しました。
現在、各区役所にある収納課と本庁の債権回収課を、南北2 カ所の市税事務所に統合する計画です。市税事務所の収納部門は、「1 年目の新規滞納事案を担当する部門」「滞納が3 年目以降の長期化事案を担当する部門」「高額事案を担当する部門」にわけられます。各区役所に残される税関係の業務は、税の相談窓口(各3 人配置)だけになります。
神田市議の質問で、市税事務所の収納部門に配置される職員数は、現在の区の収納課61 人、債権整理推進部67 人の合計128 人体制をもとに配置していく計画であることが明らかになりました。これでは南北2 カ所の市税事務所に各60 数人で、収納3 部門に単純計算で各20 人前後の配置となります。
神田市議は、「本市の税務職員の数は20 政令市中下から2 番目。納税者の権利などを研修したうえで、職員の増員を図るべきだ。いまのこの体制では非常に事務的で機械的な対応になり、市民に寄りそった納税相談ができない危険がある」と問題点を指摘しました。