2016年06月15日|
【6月議会 補正予算反対討論】岩槻人形博物館 単なる観光施設でいいのか
6月14日、予算委員会で補正予算に対する討論・採決がおこなわれ、松村としお市議が補正予算に反対する討論にたちました。
今回の補正予算には(仮称)岩槻人形博物館整備事業として17億3000万円の債務負担行為が含まれています。人形の収集、保存、調査研究、展示をするとしていますが、技術の継承、後継者の育成が抜けてしまいました。松村市議は、「このままでは単なる観光施設。東京オリンピックに間に合わせるためという理由で拙速に進めることは認められない」と述べました。
また、マイナンバー関連では、地方公共団体システム機構(J?LIS)へ3億1000万円あまりの支払いが含まれています。松村市議は「J-LISに対しては昨年度も6億4000万円支払っている。国の交付金であっても、もとは市民の税金。この間のシステムトラブルの説明がなかなか行われなかったなど、J-LISの対応は不十分。J-LISの信頼性に問題がある」と指摘したうえで、市は国に対し、マイナンバーの中止、廃止を求めるよう主張しました。しかし補正予算は反対少数で可決されました。