2018年10月11日|委員会|
9月議会*決算 水道事業会計審査 水道料金の引き下げは すぐにでもできる
10 月11 日、神田よしゆき市議は、決算特別委員会で水道事業会計関連について質問し、水道料金の引き下げを求めました。以下の表は水道事業会計の2011 年と2017 年の比較(一部)です。
神田 2011 年からの経過を見ると、給水人口は若干増えてきているが、給水量はほぼ横ばい。純利益も資本的収入と支出の補てん額も中期経営計画の期間のあいだこの範囲で推移しているのが現状。2017 年度の老朽管の更新工事および耐震化の達成率は。
水道計画課長 管線工事663 m、配水支管工事は3 万5484 m、計3 万6147 m、耐震化の目標は2038 年度まで50%の目標で、2017 年度は47.3%。
神田 2011 年度と2017 年度の累積資金剰余金は決算ベースでいくらか。
水道財務課長 2011 年度67 億6000 万円、2017 年度は94 億5000 万円。
神田 いま水道事業の更新や耐震化の話をした。これらはすでに水道の中期経営計画に盛り込まれ、計画通りおこなわれている。そのもとで累積資金剰余金が増えてきている。中期経営計画での水道料金体系の見直しはどうなっているのか。
水道財務課長 現在、他都市の水道料金の状況を確認しながら、水道料金のあり方について検討をはじめたところだ。
神田市議は、「水道事業は施設更新や耐震化も計画通りにおこなわれており、そのうえで累積資金剰余金が計画を超えて多額になっている。水道料金の見直しをすることは、水道局も認めていること」として水道料金の引き下げを求めました。