政策と活動

要請・要望

南区 武蔵浦和駅に新しい改札口を

要請に同席するもりや市議(右から3 人目)

 11 月5 日、「南区西・住みよいまちをつくろう会」のみなさんが西部まちづくり事務所を訪れ、JR 大宮支社に対する「武蔵浦和駅に新改札口設置を要望する」署名2754筆を届け、要請と懇談をおこないました。この要請にはもりや千津子市議が同席しました。

 

 武蔵浦和駅へ新改札口設置を求める声は以前から強くあがっており、何度もさいたま市には署名とともに要望を届けてきました。しかし設置主体者であるJR 大宮支社は「コストがかかる」という理由により設置しません。武蔵浦和駅は毎日11 万人以上の利用者があり、朝のラッシュ時などは1 カ所の改札口に利用者が集中したり、武蔵野線と埼京線利用者の動線がぶつかるなど危険な状態になっています。駅周辺の再開発にともない人口が急増したことで、駅利用にかかわる安全性も問われています。市には住民の安心と安全を確保する責任があることから、会のみなさんは市とJR に対し、新改札口を早急に設置するよう強く求めました。

ゆきとどいた教育のため 少人数学級の推進が必要

懇談に参加する松村としお市議(左)

 10 月31 日に「30 人学級を実現するさいたま市民の会」のみなさんが、さいたま市教育委員会と懇談しました。党市議団から松村としお市議が同席しました。

 

 同会はさいたま市での少人数学級実施を求めて、毎年請願署名を議会に提出しており、今年も署名活動にとりくんでいます。市教委との懇談も毎年おこなわれています。

 

 少人数学級実施の要望に対し、教職員人事課長は、意義は認めつつ「国の動向を見ている」として、「教員増を国に求めている」と話しました。また、「少人数指導で実績を上げている。さまざまな職種を配置して子どもたちを見ている」と市の方針について説明しました。

 

 懇談に参加した市民は「少人数指導はその教科だけで、終わればまた大人数になる。生活や給食は少人数にならない」と指摘し、「少人数指導は一瞬だが、少人数学級はずっと少人数のまま。教員や子どもにとってどちらが優位かは明らかだ」と重ねて少人数学級の実施が要望されました。

 

 あわせて、代表世話人の中川晋輔さんからは「少人数学級の効果を検証する調査をしている自治体がある。本市でもモデル校というかたちでやってみてはどうか」など具体的な提案も出され、少しでも子どもたちの教育条件がよくなるようとりくむことを求める発言がありました。

 

 同席した松村市議は「さいたま市より学級編成規模で遅れているのは大阪市だけ。少しでも要望が実現するよう求めていきたい」と話しました。

 

◆政令市(20 市)の少人数学級のとりくみ

さいたま市 小1・2…35 人 中1…38 人

*さいたま市より少人数学級を拡大 18 市(大阪市・さいたま市以外)

*小・中全学年で少人数学級 9市(千葉市、川崎市、横浜市、相模原市、新潟市、静岡市、浜松市、岡山市、北九州市)

*小1 ~ 6 で少人数学級 11 市(上記に加え堺市、広島市)

西区 安全な橋へ改善を要望

要請に同席する山崎市議(右から2人目)

10 月5 日、西区住民の有志が島根橋、根切橋、藤橋の3 つの橋の改善を求める要望書を署名をそえて市に提出しました。この要請には、山崎あきら市議が同席しました。

 3 つの橋の具体的な改善内容は、①島根橋:歩行者や自転車が通る箇所が狭く、デコボコしていて自転車に乗って渡れない。②根切橋:勾配がきつく、いったん自転車を降りないと渡れない。勾配を緩やかにしてほしい。③藤橋:石畳になっている橋で、ぼこぼこして自転車に乗って渡るのは恐い。平らにしてほしいなどです。

 対応した道路環境課は、「現地に行って現状を見たうえで、できるものについては速やかに対応していきたい」と答えました。

見沼区 地域バス路線の拡充を 市に申し入れ

 9 月4 日、見沼区住みよい街つくり連絡会が、見沼区内の国際興業バス路線の拡充について申し入れをおこないました。戸島よし子市議が同席しました。

 

 先月、6 項目の要望を国際興業(株)さいたま東営業所に提出しましたが、今回の申し入れは、市が要望の早期実現にむけてバス事業者と連携をとり市民の足の確保に努力するよう求めたものです。

 

 見沼区は、公共交通の空白地域が多く、高齢化による免許証返上者も増え、移動手段に不便をきたしています。春岡地域の住民は「昼の時間帯にバスが走らないので、せめて1時間に1 本は走らせてほしい」、染谷地域の住民は「染谷折り返し場までバスが通るととても助かる」など切実な声を届けました。

 

 都市局交通政策課は、「要望趣旨は理解した。すぐに実現というわけにはいかないが、地域住民の要望をバス事業者と協議し検討していきたい」と述べました。

 

 戸島市議は「市は民間バス会社に対して住民要求の後押しをしっかりしてほしい」と述べました。

南区 安全・安心なまちへ 浦和警察署に住民が要請行動

 9 月4 日、南区の住民のみなさんと、もりや千津子市議が浦和警察署に対して、要望を提出し懇談をおこないました。党市議団が実施した市民アンケートへの要望にもとづき、過日住民のみなさんと南区くらし応援室に要請をおこないましたが、今回は信号機や横断歩道の設置、道路標識など警察署所管についてとりくんだものです。

 

 具体的な要望は「国道17 号、六辻交差点から辻五反田バス停の区間に信号機か横断歩道の設置」と「産業道路太田窪交差点付近の歩道橋を撤去し、信号機の設置」のほか、事故が多発する場所の道路標識や横断歩道表示の改善、など5 項目にわたります。対応した所管課からは「現地調査をおこない、検討します」との回答がありました。

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