2022年12月13日|委員会|
2022年12月議会*総合政策委員会 農業者の願いを生かした支援求める
松村としお市議は、市農業委員会が市長に提出した「農地等利用最適化推進施策に関する意見」に基づき、市の施策を充実させるよう求めました。
ひとつ目は直売所の設置推進です。公設の直売所が6カ所あり、今後2カ所増やす計画です。また市・区役所や公園での定期的な販売を増やす方向が明らかになりました。松村市議が「個人での直売所設置の支援策も」と求めたことに「農業経営者の方々の意見を踏まえて考えていきたい」と答弁しました。
2つ目は学校給食での米・米粉の消費拡大です。現在、市内産が全体の39%で、教育委員会との連携強化を求めたのに対し、「さらに使っていただくようにしたい」と答弁しました。
3つ目は農業資材や燃料の高騰に対する補助の要望です。農業生産資材が一昨年から20.1%上昇している一方、農産物価格は5.6%の上昇にとどまっています。市は「国や県の動向を注視して支援策を検討したい」と述べるにとどまり、松村市議は「国・県だのみでなく積極的に市から支援を」と重ねて求めました。