2016年04月05日|
【2月議会 予算委員会 文教】誰にでも使いやすい公民館へ
2月26日、予算委員会で文教委員会関係の審査がおこなわれ、久保みき市議が質疑に立ちました。
久保市議は、老朽化がすすむ公民館が多数あるなかで、修繕を依頼してもなかなか改善されない状況を指摘し、実態調査と早急に対応できる体制を整えることを求めました。
さらに、公民館が災害時の要救護者の緊急避難場所に指定されているにも関わらず、バリヤフリー化が進んでいない状況を指摘し、せめて2階が公民館になっているところは、エレベーターを設置すべきと主張しました。教育委員会は「構造上の問題などがあるので、慎重な検討が必要」という答弁にとどまりました。
子どもにとって安心、快適な学校に
次に久保市議は学校関連問題の質疑をしました。学校のトイレ問題では「小学校において87校トイレ改修が必要であるのに対し、28年度は5校しか改修予定がないのはあまりに少なすぎる。トイレが汚くてトイレを我慢する子どもがいるという報告がある。前倒しで改修すべき」と強く求めました。
次に久保市議はいじめ問題について質疑しました。兵庫県で、教員がいじめでけがをした生徒に「転んだことにしておけ」と言った事件が起きたことをふまえ、児童生徒や保護者からいじめの訴えがあったときはしっかり受け止め、第3者委員会を必ず設置して調査することを求めました。教育委員会も「しっかりと受け止める」と答弁しました。
久保市議はこのほかに、学校に設置されているAEDの台数が少ない問題や、市立図書館がいっせいに休館した問題などを指摘しました。また、特別支援教育、少年自然の家、部活動などの問題に触れ、教職員の多忙化を訴え、学校現場の願いに応える教育をもとめました。