政策と活動

生理用品を無償配布しています

 新型コロナウイルス感染症の影響により生理用品が買えずに困っている市民のため、また国内外で「生理の貧困」として関心が高まっていることを鑑み、市として生理用品の無償配布を行っています。ぜひご利用ください。また、まわりの方にもお知らせください。

※ なお、保健センターでは健康に関する相談を、福祉課では生活困窮に関する相談を受け付けています。ためらわずにご相談を!

 

配布対象: 本人の申し出により経済的に困窮している市民

配布時期: 4 月5 日(月)~ 4 月30 日(金)8:30 ~ 17:15

配布場所: 各区役所福祉課及び保健センター

配布数: 生理用ナプキン(各区役所100パック・原則ひと家庭1 パック)

配布方法: 予約は不要。お名前やご住所も聞きません。本人証明等の提示も不要です。

● 生理用品が必要であることを声に出さなくても、窓口に置かれたカードを指さしすれば受けとれます。

【九条俳句裁判】市民検証委員会が報告書 判決生かすことを求める

「九条俳句不掲載事件市民検証委員会」による報告書完成のつどいの様子

 4 月3 日、浦和区で「九条俳句不掲載事件市民検証委員会」による報告書完成のつどいが開かれ、松村としお市議が参加しました。

 

梅雨空に「九条守れ」の女性デモ

 

 三橋公民館「公民館だより」に句会が選ぶ俳句が掲載されてきたのに、公民館がこの「九条俳句」を不掲載とした事件が2014 年6 月に起きました。作者は掲載を求めましたが市教育委員会は拒否し、市長も市教委の判断を追認。作者は2015 年に裁判を起こし、さいたま地裁・東京高裁で連続勝訴しました。市教育委員会はあろうことか最高裁に上告しましたが2018 年12 月に棄却され、「思想信条を理由に不公正な取り扱いをして人格権を侵害した」と賠償金を命じる判決が確定しました。その後さいたま市長・教育長ともに謝罪し、九条俳句は公民館だよりに掲載されました。

 

 検証委員会は、事件が起きた原因や、判決が行政に生かされているかを公民館、教育委員会等の資料に基づいて検証し、報告書にまとめました。つどいでは安藤聡彦・埼玉大学教授が「市に第3 者委員会の設置・検証を求めたが拒まれた。検証のため情報公開を求めたが肝心なところを出さない」と市の態度を厳しく批判しました。共同代表の佐藤一子・東京大学名誉教授は「市に反省を求めるだけでなく、市民と協働の公民館運営にとりくむことが生き生きとした公民館活動につながる」と市民参加の重要性も強調しました。

 

 松村市議は「私たちはこの裁判で一貫して作者の立場に寄り添ってきた。検証委員会の報告書を生かすよう教育委員会や市長に求めていきたい」と話しました。

実現! ペットフードの缶 リサイクルの対象に

ペットフードの缶を示しリサイクルを求める久保みき市議(2020年9月議会)

 さいたま市ではいままで、ペットフードの缶は洗っても「燃えないごみ」として出すことになっていました。理由は「汚れが取れにくいから」です。しかし地球環境を守るために、リサイクルできるものはするべきです。

 2020 年9 月議会の市民生活委員会で、久保みき市議は、ペットフードの缶を示して「簡単に洗って、これだけきれいになる。しかもメーカーは、包装が簡単に剥がれるように工夫している。なぜメーカーが努力をしているのに、ペットフード缶は汚れが取れにくいと決めつけるのか。リサイクルすべきだ」と改善を迫りました。そして今年4 月からペットフードの缶はリサイクルとして出せることになりました。

 

【参照】さいたま市 令和3年度版 家庭ごみの出し方マニュアル(該当部分は9ページ)

https://www.city.saitama.jp/001/006/010/003/p005300_d/fil/r3gomimanyuaru.pdf

 久保市議は「さいたま市は3R を推進すると言いながら、プラごみである納豆の容器も『臭いからリサイクルに出せない』などとしており、不十分な対応。さらにリサイクルを徹底し、ごみ減量に努めるべき」と話しました。

小規模企業者等給付金 第2 弾の申請がスタート

 党市議団が実現を求めてきた、第2 弾の「さいたま市小規模企業者等給付金」の申請がはじまりました。これは、国の緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している市内小規模企業者等(埼玉県による営業時間短縮要請及び国による緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金の対象になっていない方)に対する、市独自の給付金です。対象の方はぜひ申請してください。

 

■対象者

市内に本社または本店を有する小規模企業者、もしくは市内で事業を行い、市内に住民登録がある個人事業主(常時使用する従業員数が20 名以下、卸売業・小売業またはサービス業は5 名以下)。※副業を除く

 

■申請時期

3 月29 日(月)~ 6 月30 日(水)まで

 

■給付金

1 事業者あたり10 万円

 

■申請方法

郵送による申請。申請書はさいたま市のホームページからダウンロード、もしくは各区役所の情報公開コーナーで配布

 

■お問い合わせ先

0120-361-551

(さいたま市小規模企業者等給付金コールセンター)

市内各地で実施 食料支援から見えてくるコロナ禍の実態

参加した学生から話を聞くたけこし連市議

 民青同盟埼玉県委員会は県内各地でフードパントリー(無料食料支援)をおこなっています。さいたま市内では昨年7月から埼玉大学の学生を対象に7 回開催、JR 東大宮駅や岩槻駅でも開催されました。

 

 これまで党市議団から久保みき、松村としお、たけこし連、とばめぐみの各市議がフードパントリーの視察をおこないました。利用者アンケートには学生や市民から「コロナの影響で仕事を失った」「子育て世帯への支援が必要」「アルバイトをクビになり学費が払えず、有利子の奨学金を借りた」など、切実な声が寄せられています。

 

 3 月26 日、埼玉大学の学生を対象にしたフードパントリーをたけこし市議が視察し、市が実施する生理用品の無償配布事業を紹介しました。継続的に視察をしているたけこし市議は「今後も視察を続け市民の声を議会に届けていくこととあわせて、市の支援などを積極的に紹介していく」と話しています。

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