2017年05月11日|質疑・討論|
【2月議会 予算議案の総括質疑】イベント推進の市政は変わらず
本会議にて、予算議案に対する質疑をおこなう戸島よし子市議
2月16日、予算議案に対する総括質疑がおこなわれ、戸島よし子市議が質疑に立ちました。
戸島:個人市民税の納税義務者数および税収額の増減は。また、法人市民税の予算が平成26年予算と比較して少ない理由は。
市:納税義務者数は前年度比約6300人増の約63万3600人。税収額は約6億円増。法人市民税は平成26年度税制改正にともない少なくなる。影響額は約35億円。
戸島:市債残高は総額7215億円となるが、市民一人当たりの市債残高は。
市:56万3000円。
戸島:一般会計の土木費および特別会計のうち、開発関連予算の総額と2都心4副都心の予算額は。
市:総額は約361億円。うち2都心4副都心の予算額は計約157億円。
戸島:土地区画整理や再開発などの基盤整備の平成27年度までの決算の累計額と平成28年、29年度予算のそれぞれの金額と合計額は。
市:2都心4副都心全て合計した金額では、決算累計額が約5001億円。平成28、29年度の合計予算額が約533億円。すべて合計して約5534億円。
開発は推進、福祉は18億円も削減
戸島:平成29年度の特定教育・保育施設の整備予定箇所数と定員数は。
市:新設および増改築で合計20施設、定員1332人増。
戸島:平成29年度の民間学童保育施設の指導員の処遇改善について、国庫補助の活用は検討したか。補助金制度の拡充の予定は。
市:平成29年度に拡充などの予定はない。
戸島:担当局として拡充分の予算要求はしたか。
市:していない。
戸島:保健福祉関連の各制度(障害者医療費支給、難病見舞金などの各種手当)を縮小・廃止したことによる新年度予算の影響額は。
市:約18億1600万円。
質疑を通じて、福祉削減の姿勢と2都心4副都心などの再開発には予算を惜しまない市政の現状が浮き彫りになりました。