2025年2月議会*議案外質問(市民生活)PFASの調査対象を拡大して

議案外質問をおこなうとばめぐみ市議
とばめぐみ市議は、市内河川において有機フッ素化合物PFAS・PFOAが検出されたことについてとりあげました。
昨年8月、市内の河川で高濃度のPFAS・PFOAが検出されました。その後、湧き水の汚染原因については未だに不明で調査中であることや、国が水道水におけるPFOS・PFOAの取扱いを見直すことを検討しており、2026年4月から水質基準項目を格上げする案を示していることなどが明らかになりました。とば市議は「水道水、地下水、河川にも調査を拡大して、土壌調査もおこない、国に財政的支援を求めるべき」と質し、市は「過去の土地使用状況の調査をおこなうとともに、関係者への聞き取りや、国や県と協議しながら、原因究明に向け継続してとりくんでいる」と答えました。
また、とば市議は、消費生活総合センターに寄せられた「若者の消費トラブル」についてとりあげました。18歳が成年年齢となって3年、「脱毛エステ」や「出会い系サイト」の被害が激増し、金額も50~60万円に及んでいます。とば市議は「中高生への消費教育」を提案。同時に、消費生活相談員がカスタマーハラスメントにあうなど厳しい働き方であることや、後継者不足を示して改善を求めました。市は「相談員の意見を聞きながら、中長期的な視点での処遇改善、組織体制、業務運営を検討する」と約束しました。