議会報告

2022年12月議会*保健福祉委員会 自動車燃料費助成の拡充を

議案外質問をおこなうとばめぐみ市議

 市は障がい者の移動の手段として、自家用車を使用する障がい者の自動車燃料費の一部を助成しています。車を運転する障がい者、または障がい者のために車を運転する同居の家族が対象で、1リットルにつき50円で、年度1万円が上限です。燃料価格高騰の影響を受け、バス会社やタクシー会社に対しては支援金が出されていましたが、ほかに移動手段のない、車が命綱となっている障がい者や家族にとってはこの自動車燃料費の助成も命綱です。ガソリン代は当分下がる見込みはありません。

 とばめぐみ市議は保健福祉委員会の議案外質問で、「経済や社会の活動を止めないのであれば、この助成を引き上げるのが当然ではないか」と質しました。市は「事業対象者が増加傾向にあり事業継続のためにはさらなる予算の確保が必要。現時点で助成額の引上げは難しい」と答弁。とば市議は「利用者は3年も続くコロナと長引く物価高騰で今困り切っている。1年1万 円のガソリンでどうやって社会活動を維持するのか。今こそ拡充すべきではないのか」と強く求めました。

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