2022年2月議会*総合政策委員会 就農者の相談体制をワンストップで
久保みき市議は、総合政策委員会の議案外質問で、農業行政について質問しました。
久保 就農者のメンタル疾患や自殺者が増えていると聞いている。さいたま市の就農者の相談先は、問題によって担当課が違い、不便である。さまざまな農業の問題を相談できるようなワンストップの相談体制を構築すべきではないか。
市 「こころの健康センター」といっしょにできるような体制づくりを、今後していきたい。
久保 農業機械の調達の費用に係る補助制度は限度額100万円で高額な農業機械の調達には不十分である。リース制度を構築するべきではないか。
市 就農者に向けたリース制度の構築というのは確かに大切。農機具メーカーと話し合いをおこなっている。
久保 大阪府箕面市では独自で公社を設置し、ワンストップの相談体制、学校給食に農家の作物を直接使うなど積極的に農業支援をおこなっている。さいたま市も独自で公社を設置すべきではないか。
市 全国の公社の約半分ぐらいが、採算が成り立っていないと聞いている。市としては、農政部門にあらたな係を置くなどのかたちで充実を図ることが有効だと考える。