9月議会*決算(総合政策②) 市職員の補充は適切に 兼務でのコロナ対応は限界
決算特別委員会で総合政策②関連の質疑をおこなう久保みき市議
9 月27 日、久保みき市議が決算特別委員会(総合政策委員会関連2 日目)において、市職員の働き方について質疑しました。
久保 職員の長期病欠がある場合、どういう基準で職員の補充をするのか。
市 所管課と相談して補充している。
久保 長期病欠者がいる部署で、職員の補充をしなかった割合は。
市 だいたい1割程度の所属において配置が措置されていない状況があった。
久保 決算資料によると長期病休の疾病は、圧倒的に精神行動の障害が多い。しかも年々増えている。立て続けに精神疾患の方が出ている課はあるか。
市 複数人の精神疾患、病欠が出ている所属は多くはないが、ある。
久保 その原因は把握しているか。また、対応はどのようにされたか。
市 職員がメンタル不調を引き起こす原因は、当然、職場環境があるし、家庭環境、職員の既往症などさまざま考えられる。長期病休者が出た部署に対しては、必ず聞き取りをして、病休に至った原因や直近の職務内容などを確認している。
職員の長期病欠で補充がされず、残った職員の業務が過重になる問題が起きており、久保市議は職員を適切に補充するよう求めました。
また、昨年度はコロナ禍で50 人の職員が保健所などに応援動員されました。そのため本来の職場が手薄になりました。久保市議は「兼務で応援動員という行き当たりばったりのやり方では、今後は乗り切れない。職員を増やしていくことを本気で考えていく必要がある」と述べました。