小・中学校 5月31日まで休校延長 デジタル授業がスタート
文教委員会で質問する久保みき市議
新型コロナウイルス対策として、小・中学校の休校が5 月31 日まで延長されたことにともない、市教育委員会は5月11 日からデジタル授業「さいたま市Web 学習コンテンツ『スタディエッセンス』」をスタートさせます。
各家庭で「学年別週間時間割表」に沿って、午前中に3 コマ分(1 コマ40 分・8:45 ~ 11:25)の動画(リアルタイムではなく録画された動画)を視聴するとともに、印刷したワークシート等の学習課題にとりくむというものです。デジタル授業開始前に「朝の会」や終了後に「お昼の会」の動画も用意されます。午後は、各学校が学習課題を設定することになっており、教師は学習の進み具合を把握することを求められています。
デジタル授業を視聴できない家庭や課題を印刷できない家庭は学校が紙媒体を用意し、5 月8 日までに各家庭に届くようにするとしています。
保護者からは「自宅のパソコンは在宅勤務で大人が使っているので子どもに貸せない」「子どもが2 人いて1 日中つきっきりでは対応できない」「学童に通っている間はどうしたらいいのか」などさまざまな声が寄せられており、多くの課題があります。子どもと保護者、学校現場の声をよく聞くことが大前提であり、市議団として改善にとりくみます。