2022年9月議会*文教委員会 特別支援学級 保護者の同行をなくして
9月20日、金子あきよ市議は、特別支援学級の教育活動に、保護者参加が要請されている実態について教育委員会の見解をただしました。
金子 子どもが特別支援学級に通う保護者から、「入学以降たびたび校外学習に同行を求められ、そのつど仕事を休まざるを得なかった」との相談を受けた。また、「自然の教室」や修学旅行の保護者同行に疑問を感じ、特別支援学校転学のきっかけになったという話も聞いている。原因はなにか。基本的になくすべきことと考えているか。
学校教育部長 安全面の確保ということで一時的に保護者にお願いすることがあったと思う。
金子 特別支援学級では、安全面の配慮、変化に対応するための指導などが必要だが、現状の教職員体制では不十分だ。1クラスの子どもの数を減らして、正規の教員配置を増やす方向が求められるのではないか。
学校教育部長 学級定数を少なくして手厚い教員配置ができれば、今以上に子どもたち1人ひとりに寄り添った教育活動ができることは確かである。学級編制については、国に対して継続して要望していく。