予算委員会*市民生活 あらゆるハラスメントを職場からなくすために
予算委員会で市民生活委員会関連の質疑をおこなう金子あきよ市議
3 月3 日、予算委員会で金子あきよ市議が市民生活委員会関連の質問に立ちました。金子市議は、ジェンダー平等の実現に向けて、職場からあらゆるハラスメントをなくすための市のとりくみについて質しました。
市は、①市民、市内事業者に対する情報提供(男女共同参画センター)②企業向けのセクハラ、マタハラ、 パワハラ防止研修、「働きやすい職場環境を目指して」という研修、育児・家事・介護等、時間に制約のある多様な人材を生かせる職場づくりについての研修を実施(人権政策男女共同参画課)③働く人の支援講座の実施、「働く人の支援ガイド」の発行による啓発(男女共同参画まちづくりプラン)、などと回答。
さらに金子市議は、「深刻化している就活セクハラなどの当事者の声に耳を傾けて、被害の実態を知ることが大切だ」として、市が実施する研修のなかで、被害者の声を反映するような施策が計画されているかを質しました。市は「現在は方策がないが、そういった声を拾えるような手段を今後考えていく」と答弁しました。
コミセン体育館にエアコン設置を
また、南浦和コミュニティーセンターの体育館に空調設備がなく、スポットクーラーで対応している問題も取り上げました。市は「エアコン設置は大規模修繕の中でおこなうが、南浦和コミュニティーセンターは修繕の計画が現在のところない」と答弁。金子市議は、スポーツ活動にとりくむ市民の健康と安全のためにも、大規模修繕とは切り離してエアコン設置を早期に実施すべきだと求めました。
その他、金子市議はプラスチックごみの削減を進めるためのとりくみとして、かつて旧岩槻市でおこなわれ、現在も川口市や東京23 区内で実施されている資源物のコンテナ回収について検討すべきだ質しました。市は、検討していない理由として、路上回収が4 割を占めているため困難が多いと答弁しました。