議会報告

9月議会*決算(出資法人)岩槻都市振興(株) 事業継続は可能か

 10 月6 日、決算委員会(出資法人)において、神田よしゆき市議が岩槻都市振興(株)の経営状況について質問しました。
 岩槻都市振興(株)は、岩槻駅の再開発ビル「ワッツビル」を経営する会社です。2010 年にはメインのテナントの撤退で経営危機に陥りました。そのため再生計画をつくり、さいたま市から5 億円を借り入れ、「ワッツビル」に岩槻区役所を移転するなどの支援をおこないました。

 神田市議は、2020 年のテナントの撤退とその影響、再生計画の目標と2020 年の到達について質しました。市は「テナントの撤退によって200 万円の収入減で2020 年度のテナントの空区画は9 区画、そのうち1 区画が解消できた。再生計画の目標は純利益で2000 万円、実績は4400 万円となり、プラス2400 万円である」と回答しました。

 経営状況は、再生計画を上回っているものの、借入金の返済などを考えると厳しい経営状況にあることが明らかになりました。

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