議会報告

2024年6月議会*文教委員会議案外質問 北浦和小学校の特別教室を減らさないで

文教委員会で質問をおこなう池田めぐみ市議

池田めぐみ市議は、北浦和小学校に通っている児童から「特別教室がなくされて困っている」と相談を受け、状況を確認しました。北浦和小学校では、2020年度に郷土資料室、2022年度に図工室とコンピューター室、2023年度にコミュニティールームと会議室、さらに2024年度に家庭科室と理科準備室が普通教室に転用されました。周辺のマンションや戸建て住宅の増加により児童数が増加したため、教室不足が深刻化。2020年度に24学級だった学級数は、今年度は28学級になっています。

 

現在、北浦和小学校では、図工室がないため木工などは校庭で実施しており、当然、雨の日は実施できません。理科準備室がないためビーカーなど実験道具は理科室の新しい棚に収納していますが、安全対策は万全とは言えません。また、家庭科室がなくなったことで、調理実習ができていません。池田市議は、卒業するまでに調理実習が未経験という児童が絶対にいないよう改善を強く求めました。対策を問うと、既存校舎での教室の工夫や公民館の利用も含め、年度内に対応するとの回答がありました。

 

また、北浦和小学校のリフレッシュ基本計画は、2026年度に着手し2030年度に完了することを確認しました。児童生徒数の把握は、行政の責任です。学校の環境によって、子どもの学ぶ権利が侵害されないよう、これからも注視することが必要です。池田市議は「母校の後輩たちの笑顔を守るためがんばりたい」と決意を新たにしました。

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