政策と活動

桜区

桜区*バス停へのベンチ設置を求めて

住みよい桜区をめざす連絡会のみなさんの署名提出にたちあう久保みき市議(左)

 11月29日、住みよい桜区をめざす連絡会のみなさんが、市に「駅前バス停留所にベンチの設置を求める要望書」を提出し、久保みき市議が紹介議員として同席しました。

 

 会は2019年6月7日に、埼玉県バス協会に賛同署名55筆を添えて同様の要望書を提出していましたが、「ベンチ設置後の清掃とメンテナンス等の維持管理の負担から設置困難」との回答を受けていました。今回は、さいたま市が独自でバリアフリーのまちづくりを進めるために、これから迎える高齢社会に向けて設置をするよう求める内容でした。具体的には、北与野駅の北浦和駅行きバス停と、西浦和駅コミュニティバスのバス停に、ベンチの設置と管理を求めました。

 

 久保市議は、12月議会の一般質問でもバス停ベンチの設置を強く求め、市も設置を検討すると前向きの答弁をしているため、今後も実現にむけてとりくみます。

久保みきが行く!さいたま市に夜間中学を

 10 月30 日、「埼玉に夜間中学を作る会・川口自主夜間中学36 周年集会」が開催され、参加してきました。この日の集会のテーマは「さいたま市に県内2 校目の夜間中学を実現するぞ!!」で、会場も大宮サンパレス(大宮区)でおこなわれました。

 全国的にはコロナ禍という先の見えない長いトンネルのなかですが、夜間中学を取り巻く情勢は朗報が続いています。千葉県では松戸市、市川市に続き、政令指定都市である千葉市にも2023 年度に県内3 校目の設置が予定されています。岡山県岡山市では2025年度までに公立夜間中学の設置を表明、佐賀県や長崎県でも検討が進んでいるとの話です。

 埼玉県においては、2019 年4 月に県内初となる公立夜間中学(川口市立芝西中学校陽春分校)が開校しましたが、今春の入学は12 月の時点で20 人の定員が埋まり、2 人の自主夜間中学生が入学できない事態となりました。県内に1 校では足りないことは明らかです。なんとしても県内2 校目をさいたま市に設立するため、全力をあげます。

2022年度予算要望を提出 コロナ禍ふまえ市政運営の抜本的な見直しを

予算要望を提出する党市議団

 9 月29 日、党市議団は清水勇人市長に対し、2022 年度の市政運営および予算編成に関する要望書を提出しました。

 要望は市の財政運営のあり方をはじめ、大項目で19 項目にわたります。まず、「新型コロナウイルス感染症対策の徹底」では、「市民の命と健康を守る体制構築」として保健所· 保健センターの人員(とくに保健師)の抜本増、児童福祉施設等で感染者が出た場合の検査対象の拡充、誰もがPCR 検査を受けられるよう検査費用を補助すること、臨時医療施設の積極的確保などを求めました。

 また、小規模企業者· 個人事業主への直接的な経済支援において、市外在住の市内業者や税滞納者を対象外としないこと、本市の独自支援として給食費· 水道料金の市民負担の引き下げなどを求めました。

 続いて子どもに関わる対応について、オンライン授業にともなうWi-Fi 通信料などの保護者負担を生じさせないこと、スクールサポートスタッフの全校再配置、宿泊をともなう行事に参加するすべての児童生徒· 教員へのPCR 検査実施などを求めました。

 その他、市の施策の大前提にジェンダー平等の視点を取り入れること、市役所本庁舎の建て替えは住民との合意を大切にし、現地建て替えを含めた十分な検討をおこない拙速に推進しないことなどを求めました。

 

 市に提出した要望書は党市議団のホームページ「資料コーナー」に全文を掲載しています。

2022年予算要望を市長に提出しました

2022年度予算要望を市長に提出する党市議団

9月29日、日本共産党さいたま市議団は清水勇人市長に対し、2022年度の市政運営及び予算編成に対する要望書を提出しました。

*****以下、大項目*****

【1】財政運営について

【2】新型コロナウイルス感染症対策の徹底

【3】地域産業を振興し、中小商工業者の営業を守る施策の充実

【4】農業と地場産業の振興

【5】安全・良質・安価な水道の供給

【6】勤労者福祉と雇用対策の充実

【7】若者への支援

【8】消費者行政の充実

【9】「さいたま市平和都市宣言」をいかした平和行政の推進

【10】地方自治権を拡充し、清潔・公正・市民に開かれた市政へ

【11】憲法と「子どもの権利条約」を生かした教育の推進

【12】社会教育の充実と文化・芸術・スポーツの発展

【13】ジェンダー平等の実現と個人の尊厳を守る

【14】住民福祉の向上のために

【15】市民のいのちと健康を守る医療制度の充実

【16】動物愛護について

【17】緑と自然環境を守り、安心・安全なさいたま市へ

 

■さいたま市から国・県へ要望されたい

■各区の要望

 

要望書全文はこちらです。

久保みきが行く! 油面川排水機場 浸水対策を急いで

担当課から報告を受ける久保みき市議(左)

 大雨が続いて、全国各地で大きな被害が出ています。さいたま市も2019 年の台風19号で被害を受け、なかでも桜区は甚大な被害を受けました。特に桜田・新開地域の浸水被害は深刻でした。

 浸水の原因のひとつとして、桜田・新開地域を流れる準用河川「油面川」があふれたことがあります。市は水害対策として、以前から計画していた「油面川排水機場」の整備を前倒しでおこない、来年夏までには完成予定です。

 

 しかし、この排水機場が整備されても一部地域では浸水すると予想されています。そこで市は、昨年1 年間かけて油面川排水機場整備の効果についてシミュレーションをおこない、7 月にようやくその結果を報告しました。排水機場が整備されると床上浸水で97%、床下浸水で81%が軽減されるものの、浦和総合流通センター(桜田)周辺を中心に浸水してしまうことが明らかになりました。

 

 私は、「すべての地域が浸水しないように、早くあらたな治水対策を構築するべき」と要望しました。

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