保育園 不承諾数2598 人 でも待機児童は393 人?
さいたま市は4 月1 日時点での待機児童数を393 人(前年比78 人増)と発表しました。しかし、実際には申し込んでも入れなかった子どもは2598 人(前年比528 人増)でした。国の待機児童を算出する基準では認可外保育施設利用者や、育児休業中で「復職意思がない」などに該当する場合は待機児童としてカウントされません。
市は2019 年度、保育所定員を1268 人増やす予定ですが、まったく不十分です。さらに市は小規模保育事業所を増やしていますが、3 歳になると別の保育所に入所しなければならないなどの問題があります。
党市議団には「18 カ所希望したがどこも入れなかった」など深刻な声が寄せられています。これまで党市議団は、不承諾数に見合う従来型の認可保育所整備をするよう求めてきました。
また「保育士を募集しても集まらない」という声もあり、保育士の処遇を大きく改善するよう求めてきました。今後も希望するすべての子どもが入所できるよう、全力でとりくみます。