【211億円の予算組み替え提案】 福祉・教育・経済対策の充実を
党市議団は、2月に市長が提案した2013年度予算に対し、約211億円、予算の5%を組み替えるよう提案しました。
組み替えを行えば、各種の負担を軽くし、保育園や特別養護老人ホームなど量が不足している福祉分野で上積みを図り、35人学級など教育条件の向上を実現できます。市営住宅を増やし、身近な道路の改良をすすめることもできます。また切実に求められている経済対策として商店街の活性化対策や住宅リフォーム補助制度を実現できます。
一般会計予算の5%程度を組み替えるだけで、福祉・教育・経済対策を大きく充実できます。まさに市長の政治姿勢ひとつで実現できることばかりであり、実現を迫っていきます。
〈日本共産党の組み替え提案(主なもの)〉
実現できる施策(歳出の見直し)
●市民負担の軽減 …37億円
上水道5% 引き下げ、下水道15% 引き下げなど
●福祉・医療の上乗せ …93億円
国民健康保険税の1 人1 万円引下げ、介護保険料の引き下げ(基準額で約1万円)、保育料負担の軽減、保育所増設(4施設・定員320人増)、特別養護老人ホーム増設(150床増)、敬老祝い金の復活など
●教育環境整備 …49億円
35人学級実現、学校改修工事上乗せ、学校警備員4時間上乗せ、給食費半額補助、特別教室エアコン増設など
●まちづくり事業 …18億円
市営住宅増、道路新設・改良など
●経済・不況対策 …14億円
商店街活性化対策、住宅リフォーム助成制度の創設
財源(歳入の見直し)
●各種の基金・積立金の取り崩し…182億円
●無駄遣いの見直し …29億円
議員海外視察費の全額カット、大規模開発の見直しなど