市教委は現場の声を聴け 市教組と市議団が懇談
2 月議会を前に松村としお、金子あきよの両市議は、市の教育行政についてさいたま市教職員組合と懇談しました。
冒頭、松村市議が教育委員会が打ち出している事業の主な内容と教育委員会の姿勢、とくに
①現場の実情を踏まえないGIGA スクール構想とICT 教育の推進
②小・中学校プール指導への民間委託の導入
③武蔵浦和地域における義務教育学校建設
などの問題について報告しました。
報告をふまえて、参加した組合員から、これらの方針をトップダウンで強行する市教育委員会と教育長の姿勢、子どもや教員の実態に配慮がなく、現場が混乱させられている状況に批判が相次ぎました。とくに義務教育学校新設の計画については疑問と不安の意見が多数出されました。
金子市議は「大規模校を解消すると言いながら最大3000 人規模の学校を作る計画教育課程の検討も不十分。この地域の子どもたちを実験台にすることは許されない」と語り、教育現場の声をもとに議会で論戦する決意を述べました。