さいたま市の教育を語りあう 南区・教育懇談会
1 月24 日、南区で教育懇談会がひらかれ、党市議団から、もりや千津子市議が参加しました。
はじめに、「さいたま市の教育は今」というテーマで、元中学校教員の高田肇さんがお話しました。高田さんは、発展途上国で命の危険をおかしても学校に通う子どもたちの話や、特別支援学級で学ぶ子どもたちが、失敗を経て成功したときのよろこぶ姿などを紹介し、「学びの意味」を問いかけました。
参加者からは、「小学校1 年生から英語の授業がおこなわれているというが、小さいときにこそ日本語をしっかりと学ぶことが大切」「武蔵浦和周辺の学校では大規模校化、過密化により校庭や体育館が全国平均からみても極端に狭い。部活などではほかの場所を借りて練習している。その費用が保護者負担であることも疑問」など、切実な実態が語られました。
また、学童保育所に入れない「学童待機」が多数いることから「保護者や民間任せにするのではなく、公立の学童保育所を設置してほしい」という強い要望も出されました。