別所沼の水をきれいに 住民と市の懇談会開かれる
5月15日、別所沼公園(南区)の沼の水質改善を求める住民と市との懇談会が開かれ、40人を超える住民や公園利用者が集まりました。
別所沼は10年前に埼玉県からさいたま市に移管されましたが、水質悪化がひどく、近隣住民や公園利用者から心配する声があがっています。
昨年9月の市議会まちづくり委員会で、もりや千津子市議が「水質改善について市はどのように考えているか」と質した際には、市は「改善の方向で検討する」と回答しています。
懇談会では、市の公園課職員が「水質調査を依頼したコンサル会社によると、水質悪化の原因は①樹木の落葉や釣りエサ等が沼底に堆積、富栄養化して生態系を破壊②沼内にきれいな水が入らない、との報告だった」と発言。市民からは「ナノバブルなど、新しい技術を導入してほしい」「浚しゅんせつ渫やかいぼり(干し上げ)を行うのはどうか」など、積極的な意見が出されました。また、地元自治会長や役員から、自治会のとりくみの経過について報告がありました。
党市議団からもりや千津子市議が参加しました。