政策と活動

不登校等について考えるシンポジウム 子どもや保護者の声に耳を傾けて

 3月18日、「不登校経験者は、何を語り、何を語ってこなかったか」をテーマにシンポジウムが開催され、会場に69人、オンラインで287人が参加しました。シンポジウムは、相馬誠一氏(東京家政大学名誉教授)、藤崎育子氏(開善塾教育相談研究所長)、藤井健人氏(不登校経験者・埼玉県立大宮商業高等学校定時制課程教諭)をシンポジストに、細田眞由美教育長のコーディネートでおこなわれました。

 参加したとばめぐみ市議は「資料もなく、質問も許さず感想も求めない一方的なシンポジウムだった」と述べました。そのうえで、「不登校児童生徒への対策を『学びの質』に特化し、子どもや保護者の声に耳を傾ける姿勢はまったくなく、4月からはじまる“不登校等児童生徒支援センター(通称:Growth)”のオンラインでの個別学習相談および学習目標の設定などのサポート等を強調するものだった。多様な学び、多業種の支援をうたいながら、『学びが遅れたら大変だ』と不安をあおるものだ」と指摘しました。

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