８月２６日、党市議団は、さいたま市役所や別所沼公園で放射線量の測定を実施しました。さいたま市から貸し出された測定器は（株）堀場製作所の環境放射線モニタPA-1000 Radiです。この測定器はシンチレーション方式でγ線を測定するものです。
　まず、市役所東側にある「水の流れる段床」と、その周辺の芝生、植え込み、排水溝を測定しました。段床は０cmで５回測定し、平均値は0.1056マイクロシーベルトでした。芝生も５回測定し、平均値は地表から０cmで0.1008マイクロシーベルト、50cmで0.0956マイクロシーベルト、100cmで0.0886マイクロシーベルトでした。放射性物質が蓄積しやすいと言われる植え込みでは0.126マイクロシーベルト、排水溝の0.136マイクロシーベルトとやや高い数値を示しました。
　次に、別所沼公園の芝生を測定しました。その結果、地表から５�pは0.082マイクロシーベルト、50�pは0.090マイクロシーベルト、100�pは0.080マイクロシーベルトとなりました。
　近くで測定を見ていた市民の方は、放射線量に対する心配を訴え、「市は対策をきちんと行ってほしい」と述べました。