雇用破壊の広がりにより、職と住居をいっきに失い寒空に放り出される事態が各地で起きています。政府は、緊急雇用対策の一環としてワンストップサービスデイの実施を決めました。埼玉県では大宮ハローワークを拠点として１１月３０日に実施されました。さいたま市からもケースワーカー、保健所職員など、市職員７名が参加し、相談にあたりました。深刻な雇用情勢と貧困の実態をふまえ、たらいまわしせず、１カ所で対応しようとする取り組みは重要です。
　同時に、１日だけの実施で終わらせず、また、生活保護申請について相談だけですませず、手続きにもつなげることなど、よりよいものとするため、党市議団は、１１月２４日、清水市長に対し緊急の申し入れを行いました。
　申入れは、�@ホームレス状態の方へも対応すること�A生活保護の申請も受け付けること�B公営住宅の提供�C実施結果を踏まえ、継続してとりくむことなどです。
　申入れに続き、実施日の３０日は、加川よしみつ、あがつま京子の両市議が現場を調査しました。