さいたま市の新年度事業とそれに伴う予算を審議する２月定例市議会は、１２日から開催されます。今議会では、本会議での会派代表質問、常任委員会での議案審議や議案外質問と合わせ、予算特別委員会が開かれ、新年度予算案の審議が行われます。
　市政に対する会派代表質問では、山崎が質問に立ち、新年度予算案をはじめ後期高齢者医療制度や障害者自立支援法など福祉問題、また少人数学級などの教育問題、中小業者・商店街支援策など取り上げ、市民要求実現を迫ってまいります。予算特別委員会では、党市議団から神田よしゆき、あがつま京子、戸島よし子の各市議が審議にのぞみます。
　ことに今議会には、「国民健康保険税の引き上げ案」が提出されました。さいたま市の国保会計への一般会計からの繰入額は、他の政令市との比較でも少なく、そのため他の政令市に比べ、市民一人当たりの国保税額は、すでに重くなっています。さらに、ここ数年、介護保険料の引き上げや住民税の大幅増税により、市民生活はいっそう厳しくなっています。この上に、国保税の引き上げが行われれば、市民のくらしと健康に甚大な影響を与えます。
　党市議団は、市民要求実現と市民のくらしと健康を守るために全力を尽くす決意です。