６月２０日、日本共産党市議団は海外視察を中止するよう、青木一郎議長に申し入れました。日本共産党は会派代表者会議で反対を表明していましたが、最終日を前に、改めて申し入れました。今年度のさいたま市議会海外視察は、６月２５日から７月２日までの八日間
で、参加議員は自民党市議９人です。参加議員１人当たり６５万５千円で、総額約６５０万円にのぼります。
　申し入れで党市議団は、▽厳しい経済情勢や庶民増税のもと、市民が一生懸命になって納めた税金を使ってまで、海外を視察する目的が見当たらない▽市議会８会派のうち自民党１会派しか参加せず、市議会全体の意思として実施する行政視察に位置づける妥当性がない▽２年連続で参加する議員がいる―など問題点を指摘し、視察の中止を求めました。