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文教委員会にて公民館のバリアフリー問題などを質問する久保みき市議 |
9月20日、文教委員会で議案外質問がおこなわれ、久保みき市議が公民館のバリアフリーについて質問しました。バリアフリーの例として、エレベーター、スロープ、手すりなどの設置があります。久保市議は、このなかでエレベーターの設置について質問しました。
さいたま市内には60の公民館があります。そのうちエレベーターが設置してあるのは17館。設置率は28.3%です。同じ政令市の札幌市、仙台市、相模原市、名古屋市は100%、北九州市は98%、福岡市は84.9%です。
桜区の大久保公民館や南区の六辻公民館、岩槻区の岩槻本町公民館の3館は2階以上に入り口があります。それにもかかわらず、この3館にはエレベーターがなく、車いすでの利用が大変困難となっています。
久保市議は、とくにこの3館には早急にエレベーターを設置するよう求めましたが、市の答弁は「構造上困難な施設がある。エレベーターなしの施設における車いすの階段移動は、職員の介助で対応する」といった後ろ向きなものでした。