議会報告
【文教委員会 参考人意見聴取】さいたま市らしいトリエンナーレになるのか
1月15日、文教委員会が開催され、「さいたまトリエンナーレ2016」のディレクターの芹沢高志氏と広報担当のエヌ・アンド・エー株式会社、常務取締役の松室哲夫氏を参考人として招致し、意見聴取がおこなわれました。
トリエンナーレとは、3年に一度おこなわれる国際芸術祭で、全国で開催されています。さいたま市では、2016年秋に第1回が開催される予定で、2015年夏よりプレイベントが開催されてきました。しかし、このプレイベントは、市民へ広く告知がされなかったこと、内容もほかでおこなったものと同じものであったことなどから、さいたま市らしさが感じられないなどの問題が指摘されています。議会では、12月議会に緊急質問がおこなわれ「さいたまトリエンナーレ2016に係る検証と説明を求める決議」が上がりました。
この日の参考人意見聴取で、芹沢氏は「3月25日の記者会見でトリエンナーレの全貌が明らかになる。公募型の市民プロジェクトもはじまる。いまはホップ・ステップ・ジャンプのステップの段階である。芸術とは結果を求めるものではなく、目に見えないものを芸術の力で発見していくものであり、成果を求めるよりプロセスが大事で、世に問うていくものだ」と述べました。
1月25日には、総合政策委員会と文教委員会の合同で契約に関わることについての審議もおこなわれました。さいたまトリエンナーレは、市民の税金を使って開催されるイベントです。党市議団は今後もこの事業のとりくみを注視していきます。
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