議会報告
【決算委員会 市民生活委員会】
地球温暖化対策は
具体的な方策で
10 月2 日、市民生活委員会関係の決算審査がおこなわれ、久保みき市議が質問にたちました。
久保 市の温室効果ガス削減目標は。
市 平成25 〜 32 年で19%削減の目標を立てている。
久保 ハードルの高い目標を掲げるなかで、具体的な方策が求められる。全市立小・中学校に太陽光発電設備および蓄電池を設置しているのは大変評価できる。昨年の実施は31 校。これは教育委員会との連携が必須。他部局との連携で、具体的な方策を立てて削減し、地球温暖化対策を進めてほしい。
DV対策は電話相談のみ?
久保 家庭内暴力、いわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス)で困っている方の相談を市はどのように受けているのか。また、昨年の相談件数688 件のうち、実際に救済できた件数は。
市 DVの電話相談ではさまざまな内容が含まれており、本当に救済に至ったかどうかの判断はつかない。
久保 電話相談のみでは対応不足なのではないか。命の危険が伴わないと公的なシェルターに入ることもできず、本来なら早期に暴力から救い出す必要があるのに手立てが遅れ、将来的な自立も困難になるという状況。市が助成金を出している民間シェルターとの連携強化、そして福祉との連携や一時保護の体制づくりが必要。
久保市議はシティマラソンについても質問しました。市は2018 年からフルマラソン化する計画です。久保市議は、費用の面や市民参加が減るなどの懸念について指摘し、「幅広い市民参加のマラソンにしていくことが重要。また、車いす部門の開催をするべき」と強く求めました。
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