9 月16 日、戸島よし子市議はまちづくり委員会で「高齢者や交通空白地区の市民の足の確保」について、市の考えを質しました。
戸島　高齢者など移動困難な市民が増え、また市内には公共交通空白地区がたくさんある。市民ニーズは高いがどう認識するか。
市　超高齢社会の到来もあり、高齢者の足の確保の要望は大きいと認識している。
戸島　気軽に外出できれば、経済効果や地域活性化にもつながる。市民の足の確保は重要。市は公共交通の充実の責務を負っているのでは。
市　高齢者の足の確保は福祉部門とも連携していく。
戸島　「空白地区等へ路線バスの運行を」の要望には事業者と協議するのか。
市　空白・不便地区の解消はコミバス等で対応しているので、路線バスの事業者とは協議していない。路線バスの新設・延伸・増便等要望はいただいており、事業者に強く要望しているが、収益が見込めない限り実施は難しい。
　戸島市議は「市直営のバスなどを持たないさいたま市は交通政策が弱い。市が、道路環境の整備や路線バス・コミバスを充実させ、総合的な交通政策を責任を持って進めるべき。そのためにも交通基本条例の制定を」と求めました。