さいたま市三橋公民館で活動する俳句会の会員が詠んだ俳句が、公民館だよりへの掲載を拒否された問題で、9 月議会に「俳句の掲載を求める請願」が出されています。請願の提出者である前島英男氏（憲法改悪反対さいたま市共同センター）と住民有志が、9月11 日、請願署名の追加1485 筆を提出しました。8 月26 日に提出した署名とあわせ2636 筆となりました。署名提出には加川よしみつ市議と戸島よし子市議が同席しました。
　9 月12 日の文教委員会でこの請願の審査がおこなわれました。委員会冒頭、委員のなかから「時間をかけて検討すべきだ」という意見があがり、閉会中の継続審査にすることで日本共産党を含むすべての委員が一致しました。
　請願審査にのぞんだ加川市議は「俳句不掲載には、多くの市民が疑問を持っている。2636 筆の署名をはじめ市民団体や市民有志のみなさんの要請行動など、草の根の運動がちからになっていると思う」と話しました。
　前島氏は「12 月議会にむけて今後も署名を集めていく。多くの市民のみなさんにご協力いただきたい」と訴えています。