日本共産党さいたま市議団

前へ戻る 区切り線 HOMEへ
市政情報 議会報告 政策と活動 議員紹介 資料コーナー リンク集

議会報告議会報告

indexへもどる

【議案・請願討論】
少人数学級はクリテリウムより少ない費用で実現できる

 2013年12月20日の本会議で、議案・請願の討論がおこなわれ、日本共産党市議団から加川よしみつ市議が討論にたちました。

子ども子育て新制度 予算化は時期尚早

 加川市議は、子ども子育て支援新制度にかかわる電算システム構築業務の補正予算について、「子ども子育て関連3 法が成立したが、子育て支援の新制度はいまだ検討段階。小規模保育事業や幼保一体化で保育の質の低下への懸念や、保育時間の認定で保育格差が拡大するなどさまざまな問題が指摘されているなか、電算システムの構築をなぜ急ぐのか大変疑問。制度が明確になった段階で具体的なシステムの構築をはかることが重要」として反対しました。

教職員にタイムカードの導入を

 加川市議は「いま、教職員の長時間過密労働が大きな社会問題になっており、全日本教職員組合の調査から、教職員の5人に1人
が過労死ラインを超える働き方をしている」と指摘。市教委の調査でも、時間外勤務が月100時間を超えた過労死ラインの人数が昨年は267人、今年は360人と急増している事実を紹介し、「まずは適切な労働実態の把握が必要」として請願の採択を求めました。

「30 人学級の実現」16890人の思い
 
 つづいて加川市議は「30人学級を求める請願」について「この請願は当面、小3・中1 で35人学級を実現することを求めている。そのためには正規教員74人が新たに必要だが、必要な予算は3億7千万円。この額はさいたまクリテリウムにかかった費用より少ない。請願団体は今回の16890人を含め、11年間で36万人以上の署名を集めてきた」として予算の使い方を変えればただちに実現可能であることを明らかにし、請願の採択を求めました。しかし、いずれの請願も他会派の反対により不採択となりました。
ページのトップ
 

〒330-9588 さいたま市浦和区常盤6-4-4 さいたま市議会内 TEL 048-829-1811 FAX 048-833-8165 日本共産党さいたま市議団