議会報告
【議案外質問 市民生活委員会】
DV防止 被害者の一時保護と社会就労支援を求める
2013年12月9日、久保みき市議は市民生活委員会の議案外質問でDV(ドメスティック・バイオレンス)問題について質問しました。
同年11月12日から25日は、DV防止週間でした。久保市議は、DV防止のパープルリボンの啓発活動のとりくみが弱いことを指摘し、市も改善に前向きな答弁をしました。
市は平成26年に「配偶者暴力相談支援センター」を設置予定です。久保市議は、センター内への一時保護所の設置を強く求めました。夜間、警察に保護された方が、警察の待合室で一夜を過ごした例が実際にあります。警察は一泊分の宿泊料を出しますが、身も心も傷ついた被害者はホテルなどを探しに行く体力も気力もありません。一時保護所の設置について、市は「他市に設置例がない」などと後ろ向きでした。
また久保市議は、被害者の自立支援にむけて、福祉的就労の場、職業訓練的な場をつくる必要性を訴えました。市は自立の困難さは認め、まずは心のケアに努めたいというところに留まっています。
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