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【決算委員会 保健福祉】
国保税58億円もの繰越金

 2013年10月8日、決算委員会(保健福祉委員会関連)がおこなわれ、神田よしゆき市議が質問にたちました。

神田 国保事業特別会計には多額の繰越金が発生している。3年間の繰越額はいくらか。また、繰越金が増えている理由は。
市 H22年が約23億円、H23年が約41億円、H24年が約58億円である。繰越金増加の理由としては保険給付費が見込みより伸びなかったことと県及び国からの交付金収入が見込みを上回ったため。
神田 保険給付費の見込み違いを認めた。ではH23・24年それぞれで、保険給付費支払基金からの繰り入れ額と一般会計からの法定外繰り入れ額を伺う。
市 基金の繰り入れ額はH23年はゼロ、H24 年は20億円。一般会計からの法定外
繰り入れ額は、H23年は約49億円、H24年は約20億円。
神田 実は、H25年度は予算ベースで基金の繰り入れ額が58 億円になっている。逆に、一般会計からの法定外繰り入れ額は10 数億円と減っている。今後、基金繰り入れを増やし、法定外繰り入れを減らすという方向でいく考えなのか。
市 バランスよく組みあわせることで安定した運営を図る。
神田 そう言うわりにはきわめてバランスが悪い。基金の繰り入れを増やすことで一般会計からの繰り入れを減らしていると考えざるを得ない。

 神田市議は「市はH22年に国保税を値上げする際、約60億円の法定外繰り入れをおこなった。それに対し党市議団が値下げの条例提案をしたが、市は『これ以上の繰り入れは市民の理解を得られない』と主張した。今は繰り入れ額が10数億円まで減っている。法定外繰り入れを適切におこなえば、高すぎる国保税を引き下げられる」と主張しました。
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