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【議案外質問】文教委員会
いじめや体罰問題をなくすために

 2013年6月24日、加川よしみつ市議が、文教委員会の議案外質問にたち、「いじめ」と体罰の問題についてとりあげました。
 
 「いじめ自殺」が各地でおき、多くの人々が心を痛めています。国会では、いじめ防止法が成立しましたが、わずか1 日の審議で、多くの問題点をはらんだままです。加川市議は、市教育委員会に対し、いじめ防止法への認識とともに、いじめをなくすための市のとりくみを質しました。
 
 加川市議が指摘した、法律の問題点は次のとおりです。

 第一に、法律で子どもに義務を課している点です。「懲戒」や「出席停止」が盛り込まれていますが、これでは解決しません。
 第二に、「道徳教育の充実」ではいじめをなくせない点です。「いじめ自殺」のあった大津市の中学校は、国の道徳教育推進指定校でした。この事件を調査した第三者委員会が、道徳教育の限界を指摘しています。
 第三に、被害者・遺族などが真相を「知る権利」があいまいにされている点です。
 加川市議は、そのうえで、子どもの命を守り抜き、深刻ないじめの要因をとらえ、解決することこそ求められている、と主張しました。
 
 また、体罰の問題については、加川市議の「過去5 年間の教職員の懲戒処分件数はどのくらいあったのか」という質問に対して市は、体罰やセクハラなどが5 年間で18 件あったことをあきらかにしました。
 
加川市議は「職員会議で活発な話し合いがもたれている学校は体罰がなくなっていると聞いている。体罰はいけないという環境を作ることが必要」と強調しました。
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