2012年9月議会において、「医療体制の充実を求める意見書」が全会一致で採択されました。

　さいたま市の医師・病床数は表1のとおり大きく不足しています。意見書では「市民の命と健康を守るうえで改善すべき課題」と指摘し、国に対し県内国公立大学に医学部の新設を認めることと、県の基準病床数を大幅に引き上げることを求めています。
　今議会に出された医療生協さいたまによる医学部新設を求める請願と、党市議団が提案した病床数の大幅増を求める意見書が力になって市議会全会派共同の提案として実ったものです。
　さいたま市の医療体制の改善は待ったなしの課題として、引き続き党市議団は充実にとりくみます。


　また、9 月議会に提出された請願のうち、「建設業従事者のアスベスト被害の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出を求める請願」と「国保の資格証明書をゼロにし、生存権を侵害する差し押さえをなくして、滞納者への強制的な措置を早急に解消してください」の採択を主張しましたが、いずれも他会派の反対で不採択となりました。