2012年10月15日、9月議会の決算委員会において、もりや千津子市議は、再開発や公園建設、交通バリアフリー推進事業などについて質問しました。

●武蔵浦和駅周辺再開発の見直しを

もりや　武蔵浦和駅周辺再開発事業は経済や社会情勢の変化で変更が繰り返されている。今までの総事業費と市の負担分はいくらか。
市　総事業費は1658 億円、市の負担金は237 億円。

もりや　市の計画は、業務機能・商業・住宅のバランスのとれた職住接近型を目指すとなっているがそれぞれの床面積の割合はどうか。
市　業務10%、商業15%、住宅58%、その他18% の割合。

もりや　市は単なるマンション群にはしないと言っていたが、現状はマンション群になっている。今後の計画はどうか。
市　今後の計画は未定。

もりや　市民の税金が多額に投入される再開発は、「決めたから何が何でもやる」とい
うのではなく、中止を含めて大きく見直すべき。

●公園建設は都市開発基金も活用して急げ

もりや　本市の「緑の基本計画」によると2020 年までに市民一人当たり公園面積を今の5.1 平方メートルから10 平方メートルを目指すというが、見通しはあるか。
市　目標達成は厳しい状況。

もりや　とくに公園建設が遅れている地域では土地の買取だけでなく、賃貸契約を結ぶなどの工夫や、71 億円積み立てられている都市開発基金も活用してはどうか?
市　都市開発基金のみならず財政当局と充分に協議、調整させていただく。

他に、浦和南高砂地域の再開発も見直し・再検討を、と質しました。