2012年10月11日、9月議会の決算委員会で、久保みき市議が質問にたちました。
　久保市議は、一人でごみを出すことができない高齢者や障害者を対象に職員が自宅
まで直接ごみをとりにいく「ふれあい収集」事業などごみ収集事業についてとりあげまし
た。

久保　ふれあい収集の利用者は1054 人で、サービスを受けていない方がたくさんいるのではないか。全戸配布されている「ゴミ出しマニュアル」への記載やゴミ収集所に張り出すなどしてはどうか。
市　今後記載を充実させていくよう努めたい。

久保　通常の可燃ごみは週2 回収集しているが、ふれあい収集は週1回だ。週2回にすべき。
市　具体的にどうするか考えさせてほしい。

久保　本市の行財政改革（行革）プランでは4 年後にごみ収集を全て民間委託するとなっている。しかしごみにはプライバシーも含まれるし、ふれあい収集は家の中に入ることもある。ふれあい収集は公務員だからできるサービスだ。
市　ふれあい収集は直営のメリットと考える。

久保　民間委託しても直営は廃止しないか。
市　ふれあい収集は直営ならではの業務と思っている。

久保　ごみ収集は民間委託をすすめるべきではない。直営をむしろ拡充すべき。
市　行革プランのとおりに進めるのが基本。

　結局、市はごみ収集の民間委託化に固執し、ふれあい収集がなくなる可能性も否定できませんでした。市が進める行革では市民サービスは充実しないことが明らかになりました。
　久保市議はほかにごみの減量、放射能汚染対策、道路に関する区民要望、DV相談、消
火栓整備について質しました。