議会報告
都の尖閣諸島購入計画を支持する決議
19対18で採択 日本共産党は反対
6月29日、自民党さいたま市議団が突如、「石原慎太郎東京都知事の尖閣諸島購入計画に関する決議(案)」を提出しました。これは、石原東京都知事の尖閣諸島購入計画を強く支持する中身です。
決議案は本会議で審議され、党市議団から加川よしみつ市議が反対討論にたちました。
日本の領有に正当性はあるが平和的な解決を
加川市議は「尖閣諸島は日本が実効支配しており、日本共産党は歴史的にも国際法上も、日本の領有に明確な根拠があると明らかにしてきた。何よりも、日本政府が堂々と、中国と国際社会に対して尖閣諸島の領有の正当性を主張する外交努力をするべき。地方自治体が国家間の領土紛争に介入することは問題解決を遠のかせる。国家間の緊張を高めるやり方では解決しない」と主張し、決議案に反対しました。また、決議案の出し方について全会派一致というルールを破っていることも問題であると指摘し、採択に反対しました。
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