6月22日、神田よしゆき市議が補正予算に対する反対討論を行いました。

　今回の補正予算には、市役所の新庁舎建設に関わる審議会設置のための予算と、日赤病院移転のためのさいたま新都心8-1A街区の土地購入費用が含まれています。

　神田市議は「市役所本庁舎は築35年。耐震補強工事も行う予定であり、今後も使える。市は政令市移行にともない区役所や保健所の建設等で多額の税金を使っており、本庁舎の建てかえは市民の同意を得られない。建てかえ先にありきの審議会設置は認められない」と主張しました。

　また、神田市議は、新都心の土地購入費用に関して「県の事業になぜ市が50%もの土地代を投入しなければならないのか。小児医療センターの移転計画は未定のはず。日赤病院の移転と機能強化のための市の支援は必要と考えるが、全体の構想が確定されていない段階で土地取得だけを決めるのは時期尚早」として、反対しました。

　しかし補正予算は、民主・自民・公明・改革の賛成で可決されました。