議会報告
南浦和駅バリアフリー化
市長「全力でとりくむ」
もりや千津子市議が一般質問
6月11日の本会議でもりや千津子市議が一般質問を行い、子ども・子育て新システムの問題や、放射能汚染対策、南浦和駅のバリアフリー化などをとりあげました。
●子ども・子育て新システム
もりや 「子ども・子育て新システム」により公的責任が大きく後退するが、市の姿勢として今後のありかたに変わりはないのか。
子ども未来局長 引き続き保育の中心的役割を果たし、市民の保育ニーズに応えていく。
もりや 幼保一体化というが、待機児童の8割を占める3 歳未満児の受け入れを、市内
幼稚園はどの程度受け入れると表明しているのか。
子ども未来局長 把握していない。
もりや 保育中の事故防止についての責任は? なぜ、第三者機関を設けないのか。
子ども未来局長 立ち入り調査のための保育士を増員し、危機管理や救急法などの研修の充実をはかる。
●放射能汚染対策
市「東電に4369万円請求する」
もりや 小・中学校の給食食材の検査の充実、私立保育園での検査実施を求める。
子ども未来局長 私立保育園からも検査希望が出ているので、今後、提供後の給食の被曝量検査の実施について検討する。
もりや 今まで放射能対策にかかった費用は東京電力に請求するとしていたが、進捗状況をうかがう。
総務局長 市が使った費用のうち4369 万円(全体の7 割)を東電に請求した。
●南浦和駅のバリアフリー化
市長「全力をあげる」
もりや 南浦和駅へのエレベーター設置の進捗状況は?
都市局長 JR は改札内エレベーターの設計に着手しており、今年度中に工事予定と聞いている。
もりや 改札外にもエレベーターがなければバリアフリー化は達成できない。
市長 市民から大変要望が多く、JR にも再三要望してきた。今後も積極的にとりくむ。
もりや 住民団体は6500 筆もの署名を集めて、設置をまち望んでいる。市の決断が事
態打開の鍵を握る。
市長 全力をあげてとりくみたい。少々お待ちいただきたい。
南浦和駅のバリアフリー化は住民の悲願であり、もりや市議の公約でもあります。市長も決意をのべた今、党市議団はさらに運動を前進させていきます。
また、もりや市議は、県立小児医療センターと医療の充実をとりあげました。患者家族の声を紹介すると同時に、日赤病院単独でも総合衆参期母子医療センターができることを厚生労働省の資料をもとに示し、県立小児医療センターを新都心に移転する必然性はないことを明らかにしました。
これに対し市は県立小児医療センターのさいたま新都心移転に固執する姿勢を示しました。
引き続き患者家族や地域住民のみなさんと力をあわせて県立小児医療センターの現地存続に努力します。
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