９月２０日、久保みき市議が保健福祉委員会の議案外質問に立ち、はじめに障害者の行き場について質しました。
　久保市議のもとには障害者当事者とその家族から「障害者の行き場がない」という切実な相談がたくさん寄せられています。久保市議自身も、子育てを通して障害者の行き場の問題の深刻さを実体験しています。さいたま市内で入所施設に入所を希望しながらできない障害者が２１６人。久保市議は「家庭では対処が難しい障害者の受け入れ先を本気で考えるべき。また、特別支援学校を卒業する子の数に見合う通所施設の整備を求める」と迫りました。福祉部長は「通所施設に不足が生じないよう努める」と約束しました。
　次に、放射能汚染問題について質しました。市独自の食品放射線量測定の品目を増やすよう求めると同時に、国の放射線量暫定規制値が高すぎる事実をパネルで示し「これで市民の命が守れるのか。国に暫定規制値を見直すよう求めるべき。市民から要望のある井戸水についても測定を実施し市民の不安を解消すべき」と迫りました。