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決算・行政評価特別委員会(文教委員会関係)
教員ひとりあたりの児童数は政令市一多い 全学年で少人数学級を
加川よしみつ市議が求める

 10月4日、決算委員会(文教委員会)の審査が行われ、市議団から加川よしみつ市議が質問に立ちました。
 まず、学校建設費に関わり、いわゆるマンモス校(31学級以上)と大規模校(児童千人以上)の数を確認したところ、マンモス校が3校、大規模校が8校あることが分かりました。市は「大砂土東小だけは学校用地を取得している」と答弁。加川市議は「マンモス校の弊害は、児童ひとりあたりの校庭面積が少ないこと。体力面での成長を阻害しているし、教員の目が行き届かない」と指摘。教員ひとりあたりの児童数(22・3人)も政令市で1番多いことを指摘し、早期解消を求めました。あわせて、築25年以上の老朽化したトイレを早急に改修すること(小学校89校・中学校49校)、エアコン未設置の特別教室については直ちに設置するよう求めました。
 次に教育指導費に関わり、学年別不登校児童・生徒数の推移について質しました。加川市議は「特徴的なのは、小学校3年生で36人(小学校2年生の2倍)、中学校2年生で306人(中学校1年生より88人増加)。いずれも前年と比べて学級人数が大幅に増えたことが大きな要因ではないか」と指摘。蕨市のように、全学年で35人学級を導入するよう求めました。
 最後に、加川市議は「教育費支出で7%マイナスシーリング(一律で7%予算を削った)が行われたことで父母負担の増加や子どもの安全が確保されない状況になっている」と指摘し「教育分野にはシーリングはなじまない。削減分を元に戻すべき」と主張しました。
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