１０月２８日に行われた総合政策委員会の請願審査の結果「消費税の税率引き上げ反対を求める意見書」を国に提出することを求める請願は、委員会として趣旨採択を賛成多数で可決しました。
　趣旨採択に賛成したのは、日本共産党、自民、公明、みどりの風で、民主党は反対しました。さいたま市議会でこのような消費税値上げ反対の意思を示したのは初めてのことで、討論では、自民・公明は、「消費税のあり方については意見の違うこともありますが、現状での消費税引き上げは行うべきではないことから、請願の趣旨には賛同する」として趣旨採択を主張しました。
　日本共産党は、「請願の願意は妥当であり採択すべきと考えるが、趣旨採択を行うことは一歩前進として趣旨採択に賛成する」と述べました。
　今回の請願の採択は、消費税値上げ反対は市民の多数の声であることを示しており、きわめて重要な決定です。この市民の声に背を向け請願を不採択にしようとした民主党の態度は厳しく問われなくてはなりません。