１０月５日の決算特別委員会（建設局・水道局関連）であがつま京子市議は市営住宅や水害対策、水道料金について質問しました。
　本市の市営住宅は２５６８戸、１９政令市中最下位で、次に少ない相模原市に追いつくのに２３００戸が必要となっています。２１年度は募集戸数１２５戸に対し、応募数は３０１９人で市民ニーズに供給がまったく追いついていません。今後の供給戸数について住宅課長が、「古い住宅の建て替えを進めていく」と答弁したことに対し、あがつま市議は「それでは『建てない、入れない、追い出される』ということで現状維持に過ぎない」と指摘し、市営住宅のニーズに応えた建設を求めました。
　水道料金は政令市で４番目に高くなっています。本市の水道会計の純利益が過去５年間を見ても３０億円から４０億円で推移しており、あがつま市議は「これらを活用し水道料金を引き下げるべき」と迫りました。
　水害対策では、きりしき川沿線日進櫛引雨水幹線・堀の内の雨水貯留施設などで改善が見られるが、各地で繰り返される水害解消の早急な対策を求めました。